向陽地区現存水神・水運系充実度:基礎

水神社 すいじんじゃ

最終確認 2026-08-03

磐田市匂坂上の西通下坪に鎮座する。『静岡県磐田郡誌』(大正10年)は祭神を水波能女命(罔象女神)とし、創立の由来を治水に結びつけて記す。すなわち永享3年(1431)に天竜川の大囲堤が破壊されて浸水し、堰き留めがたかったため、翌永享4年(1432)3月に社殿を建てて水神を勧請したと伝えるという。天竜川の水害と神社の勧請が直接に結びつけられた、市内では数少ない記録である。

水神社の社殿正面。
水神社の社殿正面。(撮影:2026-08-03)

基本情報

水神社の基本情報
神社名水神社
読み方すいじんじゃ
地区向陽
系統水神・水運系
住所静岡県磐田市匂坂上299
主祭神罔象女神 郡誌
旧社格確認中
例祭10月14日(『静岡県磐田郡誌』大正10年による)
管理形態未確認
位置およその位置(現地未確認) 国土地理院
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由緒

『静岡県磐田郡誌』(大正10年)の村社略記によれば、当時の岩田村匂坂上字西通下坪に鎮座した。祭神は水波能女命(罔象女神)。同書は伝説として、永享3年(1431)に天竜川の大囲堤が破壊されて浸水し、堰き留めることが難しかったため、翌永享4年(1432)3月に社殿を創立して勧請し、水神社と称したと記す。 天竜川の治水と水神の勧請を直接に結びつける記述であり、市内に分布する水神社・貴船社の性格を考えるうえで重要な事例である。なお同書の伝える年代は伝説としての記載であり、裏づけとなる同時代史料は未見である。 同書の一覧表は、本社の例祭日を10月14日、境内地104坪、氏子73戸と記す。

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