竜洋地区現存水神・水運系充実度:基礎
貴船神社 きぶねじんじゃ
最終確認 2026-08-04
天竜川の河口、掛塚湊の町なかに鎮座する。祭神は水を司る高龗神で、農業や醸造のほか、廻船業・航海の守護として湊の人々の崇敬を集めてきた。創建の年代は明らかでないが、室町時代の文明年間以前の創立と伝える。明治6年(1873)に郷社に列した。10月第3土日の例祭は「掛塚まつり」と呼ばれ、市指定有形民俗文化財の屋台が曳き回され、県指定無形民俗文化財の祭囃子が奏される。

基本情報
| 神社名 | 貴船神社 |
|---|---|
| 読み方 | きぶねじんじゃ |
| 地区 | 竜洋 |
| 系統 | 水神・水運系 |
| 住所 | 静岡県磐田市掛塚926-1 |
| 主祭神 | 高龗神 神社庁 |
| 旧社格 | 郷社 |
| 例祭 | 10月第3土曜・日曜(掛塚まつり) |
| 管理形態 | 常駐 |
| 位置 | およその位置(現地未確認) 国土地理院 |
| 地図 | Googleマップで開く |
境内の写真

石灯籠と狛犬越しに見た貴船神社の社殿。 
境内入口に立つ貴船神社の社号標。 
注連縄と扁額を掲げた貴船神社の拝殿正面。 
石段の上に鎮座する境内社。 
松の木と石灯籠を前景にした貴船神社の社殿。 
「浄水」と刻まれた石造の手水鉢。
由緒
鎮座の年代は明らかでないが、室町時代の文明年間以前の創立と伝える。天正4年(1576)に社殿が再建されたが、明治16年(1883)の大火により境内の樹木とともに焼失した。のち明治20年(1887)に本殿、明治30年(1897)に拝殿・幣殿が再建され、昭和10年(1935)の幣殿増築、昭和62年(1987)の本殿鞘殿の造営を経て現在にいたる。社領は慶安元年(1648)に徳川家光から朱印地8石を寄せられた。明治6年(1873)に郷社に列し、明治40年(1907)に神饌幣帛料供進社に指定された。
『静岡県磐田郡誌』(大正10年)は、火災と洪水により旧記を失ったため創立年代・由緒は詳らかでないとし、古老の伝えとして文明年間(1469〜1487)以前の創立であろうとする。明治16年(1883)9月の火災で摂社と土蔵を除き焼失したこと、当時の祭日が9月28日であったこと、明治40年(1907)1月12日の静岡県告示第12号により神饌幣帛料供進社に指定されたことを記す。※例祭日は大正10年当時は9月28日であり、現行の10月第3土曜・日曜とは異なる。
祭礼
- 掛塚まつり(10月第3土曜・日曜) — 祭屋台囃子は県指定無形民俗文化財
境内の見どころ
境内社 津島神社
6月14・15日の祇園祭では、掛塚9町の若者による献灯神事と茅の輪の神事が行われる。(静岡県神社庁 神社紹介ページ)
境内社 厳島神社
8月10日に例祭があり、弁天様として信仰されている。(静岡県神社庁 神社紹介ページ)
文化財
- 掛塚の屋台(市指定有形民俗文化財)例祭に曳き出される。立川和四郎ら名工の彫刻を伝える。
- 掛塚祭屋台囃子(県指定無形民俗文化財)
出典
- 静岡県神社庁「静岡県の神社」神社紹介ページ(参照先を開く)2026年7月29日確認
- 『静岡県磐田郡誌』静岡県磐田郡教育会編、1921年、第十三章(国立国会図書館デジタルコレクション pid 965680 コマ341)2026年7月29日確認
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