中泉地区現存八幡系充実度:基礎

府八幡宮(磐田市中泉) ふはちまんぐう

最終確認 2026-08-03

磐田市中泉、遠江国府の推定地に近い一角に鎮座する八幡宮。祭神は足仲彦命(仲哀天皇)・誉田別命(応神天皇)・気長足姫命(神功皇后)の八幡三神。天武天皇の曽孫である桜井王が遠江国司として赴任した際、国庁の内に祀ったことに始まると伝え、社号の「府」もこれに由来する。中世は足利氏・今川氏、近世は徳川氏の崇敬を受けて社領を寄せられた。境内の楼門は県指定、社殿は市指定の文化財である。

参道から望む楼門の全景。
参道から望む楼門の全景。(撮影:2026-08-03)

基本情報

府八幡宮の基本情報
神社名府八幡宮
読み方ふはちまんぐう
地区中泉
系統八幡系
住所静岡県磐田市中泉112-1
主祭神足仲彦命・誉田別命・気長足姫命 神社庁
旧社格確認中
例祭10月第1土曜・日曜
管理形態常駐
位置位置は確認中です
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写真をひとつずつ見ながら、境内の風景を読み解きます。写真は拡大できます。

参道から望む楼門の全景。写真を拡大
参道から望む楼門の全景。
撮影:2026-08-03/大石浩之

門の上と下を見比べてみる

まず、屋根の下に並ぶ木組みと、中央に掛かる額を見てみよう。視線を下げると、人が通る開口部の向こうに境内が続いている。左右の灯籠と門を一緒に見ると、入口の構えもつかみやすい。写真で形を確かめたあと、市の文化財解説を読むと、この楼門と神宮寺の記録を分けて知ることができる。

写真から分かることを中心に紹介しています。歴史の背景は下の読み物へ。

社叢の中を社殿へ延びる参道。写真を拡大
社叢の中を社殿へ延びる参道。
撮影:2026-08-03/大石浩之

参道の両側には何がある?

道の両側を大きな木が囲み、右手には石灯籠、左手にはおみくじを結ぶ場所や掲示が写っている。中央の奥には鳥居も見える。一枚の写真でも、通り道、掲示、祈りの場という異なる役割を探せる。写っていない神宮寺の塀までこの写真から特定することはせず、歴史の位置づけは読み物の出典で確かめたい。

写真から分かることを中心に紹介しています。歴史の背景は下の読み物へ。

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由緒

天武天皇の曽孫・桜井王が遠江国の国司として赴任した際、庁舎の内に祀ったのが始まりと伝える。このため府八幡宮と称し、奈良・平安時代の社宝が伝わるとされる。鎌倉時代には秋鹿氏がこの地にとどまって神主となり、近世には代官を兼ねて250石を給されたという。足利氏は一族の繁栄を祈って社領を寄進し、今川氏の保護も受けた。徳川氏との関係も深く、江戸初期には楼門が建てられ、社殿も再建された。境内には、桜井王と天皇の問答歌を刻む万葉歌碑がある。

境内の見どころ

万葉歌碑

桜井王と天皇の問答歌を刻む歌碑が境内にある。(静岡県神社庁 神社紹介ページ)

奉納絵馬

寛永8年(1631)作の大絵馬をはじめ、多数の絵馬が奉納されている。(静岡県神社庁 神社紹介ページ)

文化財

出典

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