南部地区現存諏訪系充実度:基礎
諏訪神社 すわじんじゃ
最終確認 2026-08-07
磐田市天竜に鎮座する。『静岡県磐田郡誌』(大正10年)は、天竜川が諏訪湖の末流であることを理由に、延暦元年(782)7月27日に上下両諏訪神社を勧請して産神として崇敬したと記す。同書はまた、往古この一帯が海であった当時、当地が渡船を担当する場所であったとも伝える。明治12年(1879)9月13日に村社に列した。例祭は10月27日。天竜川と諏訪信仰を直接に結びつけた、市内では数少ない記録である。

基本情報
| 神社名 | 諏訪神社 |
|---|---|
| 読み方 | すわじんじゃ |
| 地区 | 南部 |
| 系統 | 諏訪系 |
| 住所 | 静岡県磐田市天竜80 |
| 主祭神 | 建御名方命 郡誌 |
| 旧社格 | 村社 |
| 例祭 | 10月27日(『静岡県磐田郡誌』大正10年による) |
| 管理形態 | 未確認 |
| 位置 | およその位置(現地未確認) 国土地理院 |
| 地図 | Googleマップで開く |
境内の写真
由緒
『静岡県磐田郡誌』(大正10年)の村社略記によれば、往古、天竜川は浜松附近より東、匂坂山・山脈の南端から天龍村を境として大海であり、当地はその渡船を担当する所であったという。天竜川は諏訪湖の末流であることをもって、延暦元年(782)7月27日に上下両諏訪神社を勧請し、産神として尊崇したと記す。明治12年(1879)9月13日に村社に列した。祭日は10月27日。
諏訪信仰は市内では豊岡地区に集中するが、本社の伝承は天竜川そのものを諏訪湖の水系として捉えたうえでの勧請を語っており、分布の理由を考えるうえで重要である。ただしこれは同書が伝える由緒であり、同時代史料による裏づけは確認中である。
※同書の村社一覧表は、本社の例祭日を10月21日、境内地150坪、氏子41戸と記す。村社略記の本文が「祭日は十月二十七日なり」とするのと食い違っており、いずれが正しいかは確認中である。本ページでは略記本文の10月27日を採り、この差異を併記する。
出典
- 静岡県神社庁「静岡県の神社」神社紹介ページ(参照先を開く)2026年7月29日確認
- 『静岡県磐田郡誌』静岡県磐田郡教育会編、1921年、第十三章 村社略記(国立国会図書館デジタルコレクション pid 965680 コマ364)2026年7月29日確認
- 『静岡県磐田郡誌』静岡県磐田郡教育会編、1921年、第十三章 村社一覧(国立国会図書館デジタルコレクション pid 965680 コマ347)2026年7月29日確認
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