参拝の作法L12026-07-29

鳥居のくぐり方 ── 一礼の意味と通り方

鳥居は神社の聖域の入口を示す門です。くぐり方の作法と、その背景にある考え方を説明します。

鳥居の前で一礼する

鳥居をくぐる前に、軽く一礼(小揖)するのが一般的な作法とされています。鳥居は神域と俗界の境を示す門とされ、一礼は「これから神域に入らせていただく」という挨拶にあたります。帰りに鳥居を出たあと、社殿の方へ振り返って一礼する作法もあわせて案内されることが多くあります。

中央を避けて通る

参道の中央は「正中(せいちゅう)」と呼ばれ、神さまの通り道とされることから、参拝者は中央を避けて左右どちらかに寄って歩くのが丁寧とされています。これも厳密な決まりというより、神前に対する慎みの表現です。

鳥居の種類

鳥居には大きく分けて、笠木が直線的な神明系(神明鳥居など)と、笠木の両端が反り上がる明神系(明神鳥居・両部鳥居など)があります。磐田市内でも社によって形式が異なり、石造・木造・コンクリート造など材質もさまざまです。鳥居の形式や建立年は、社の歴史を知る手がかりになります。参拝の際に柱の刻銘(建立年・寄進者)を見てみるのもおすすめです。

複数の鳥居がある場合

一の鳥居・二の鳥居と複数の鳥居が続く神社では、外側から順にくぐっていきます。それぞれで一礼するのが丁寧ですが、少なくとも最初の鳥居で一礼すれば十分とされています。

出典・参考